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疲れた一日
久々に大除霊の仕事をしました。
関西から来られた相談者でしたが、土地に沢山の動物霊がウロウロ、その周辺に住んでいる人達は性根の悪い因縁の強い人ばかり、御先祖様はきちんと供養されていない、氏神も祀られていない、お稲荷さんを曾て祀っていたが今はお帰しした筈なのに帰っていない、それらが複合してお祖母様の身体に痛みが出ており、大変な高齢でただでさえ体調不良に陥り易いのに苦痛にさいなまれて居られ・・・。
除霊の時には良く理趣経を用いるのですが、普段は途中を飛ばした簡略版を詠むのです。
が、今日は詠んでいてお経が進んでも、まだまだ霊が出て来る。
まるでドブさらいをしているかの様に、いつまで経っても霊が出て来るので、理趣経全巻を詠みました。
理趣経全巻を詠むと、それだけで2時間近くかかります。
同席した弟子も、一緒に参拝していた母や妻も、そして何よりも御相談者が疲れただろうと思います。
私も、少し疲れました。
終って、良くこれで命を取られなかったものだと思いました。
霊には本来そんなに大きな力はありません。
が、霊が大量に集まると一つの大きなエネルギーとなって仕舞います。
曾て私も霊に囲まれて命を落しかけた事もありました。
御高齢の相談者にとっては、とても辛い事だったと思います。
これで完全に痛みが消えた訳ではありません。
が、後は高齢から来る体調不良であり、ここから先は医療の仕事です。
きちんとケアすれば、段々と楽になる事でしょう。
そんな中、以前に書いた白血病の子が移植によって骨髄が新しく出来始めたと云う報告がありました。
一つの光明です。
このまま頑張って良くなってくれたらと思います。
疲れた中に、嬉しい報告でした。
この喜びがあるから、この仕事はやめられませんね。(笑)
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