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心の中の闇も光も正直に認めて
心の中に嘘や闇を持たない人間なんて存在しないと思っています。
明と暗、両方存在して当然です。
光だけに満たされた心、持ちたいですが、人間である以上、完全な明、完全な暗は一時的にしかあり得ません。
明と暗が常に比率を変えながら同時存在しているのが人間と云うものです。
良く良い人ぶってと云うか、正義感からと云う様な言動をされる方もおられ、また綺麗事に拘る方もおられます。
聖人君子は、自分の心の中の闇をしっかり認めているからこそ、そこに流されない様に自己を律しているものです。
自分が困っている時は、全身でしがみついておきながら、その状況が変化して苦しさから抜け出したら、自分の中に罪悪感があるかの様に振る舞い、正義感を前面に出してコロリと態度を変える人。
自分に関わりないのに、人の事にまで正義感を装って口を出す人。
人に嫌われたくないから、様々な事を我慢して言いたい事も口にしないで、自分の中に溜めて損ばかりしていて、それが限界を越えると爆発する人。
社会の中で生きていますから、その中での自分の立ち位置や立場、評価等を意識するのは大切な事です。
が、自分の本心や性根を隠しながら、意識してか無意識か、表面を着飾って正当性を前面に押し出そうとする人は多いですね。
通販番組やサプリメントの宣伝ではありませんが、そのままお人好しに鵜呑みに出来ませんね。
後で失望させられます。
臭みがあろうと、癖があろうと、また少々ブラックであろうと、正直である人の方が信頼出来ます。
綺麗事、正義を着飾った聖人君子ぶる人は、信頼出来ないですね。
神も仏も、長く苦しい過去を背負い内包しながら、大きな懐と心を獲得したものです。
上っ面の綺麗さだけでは、本当に人の心を打つ事も信頼も得られません。
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